教会に入会すれば毎月払わねばならない会費、というものはありません。ただし、献金はいたします。それは、信仰生活にとって欠かすことのできない要素です。自分の信仰の重要な表現手段です。
教会というのは、会員それぞれの自由な意志による献金によって成り立っています。私たちは、自分を救ってくださったイエス・キリストに対し、感謝と、献身の思い(=キリストのために生きたいという思い)を表現するために、献金をいたします。それは、自分の人生をささげるということの、ひとつの象徴的行為です。
アメリカの話ですが、ある貧しい黒人の少年が、お金を持っていないけれども、どうしても感謝と献身の思いを表したくて、献金を集めるお盆の上に、自ら載って、ぼくのすべてをおささげしますと言ったという、逸話があります。それこそ、献金の精神と言えるでしょう。
もちろん、まだ献金の意志を与えられていない方でも、礼拝に来ていただくことは大歓迎です。献金を強要されることは断じてありませんので、ご安心ください。
また、間違っていただきたくないのは、教会は「牧師が経営するビジネス」ではありません。みなさんの献金で、牧師や教会が儲けているということはありえません。牧師も信者の一人として、信仰をもって献金をささげています。
私たちの教会では、明瞭な会計報告をだれでも見ることができますから、運営の実態をチェックすることもできます。牧師への謝金金額もオープンにされています。
ちなみに、献金にはいくつか種類があります。
○維持献金
教会員として、教会の活動を支えるために(牧師への謝金など)、毎月の収入の中から定額を献金します。聖書から示されるひとつの目安は、収入の十分の一ですが、これはルールではありません。それより多い人もあれば、少ない方もあります(少ない方のほうが多いかな)。ささげる金額はあくまで自由です。また、現実生活を破たんさせるような無理な献金を、なす必要は一切ありません。
○礼拝献金
毎週の礼拝の中で、神への感謝と献身の思いを表明するしるしとして、献金をささげます。教会員のささげておられる金額は、おおむね500~1000円というところだと思いますが、私は他の方がいくら献金しているのかなど見たことはありませんので、実際には一般的な礼拝献金の額を知りません。
○もろもろの感謝献金
イースターやクリスマスなどの特別な恵みの時に際して、記念感謝献金をささげます。また、結婚、就職、病気の快復、合格・・などなどの、それぞれの人生の節目に際しての神様からの恵みを記念し、感謝献金をささげます。
★2024年度 勝田台教会 教会目標★
「聖書を学び確信する共同体」
★年間聖句★
「だからあなたは、自分が学んで確信したことから離れてはなりません。あなたは、それをだれから学んだかを知っており・・・」
(テモテへの手紙二 3章14節)
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牧師
金 起泰(キム・キテ)
最寄駅
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